Linode を選ぶまで

国内の VPS サービス

VPS サービスを選ぶにあたって、やはり最初は国内業者をメインに探しました。ネットワーク的に近いことを期待するのと、サポートとかあまり使うことはないのですが、それでも日本語が通じるというのは大きな選択のポイントでした。

ちなみに、今回の予算は月額 2,500 円です。

そんなこんなで、ちょうど VPS サービスを検討していた頃、KDDI の子会社が低価格な VPS サービスを開始。最小プランは月額 1,800 円。VPS としてはなかなかの低価格です。ブランドの安心感があったのと、サーバーリソースが不足した場合には VPS をより上位のサービスに移行することも出来るということで、もうこれでいいやと思っていたのですが、ブログ検索かけてみると。。。

VPS環境で、メモリ不足でgemが使えない? (Segmentation fault)

なんていうさみしい記事を発見してしまい、一気にトーンダウン。 これだと、一番安いプランではせっかく root 権限があるのに、自由にインストール出来ないってことでは?

ほかにもいくつか探してみましたが、値段が高いので諦めざるを得ませんでした。

もう、普通のレンタルサーバーでいいかとも思いましたが、採用されている MySQL や PHP のバージョンが古かったりで、いまさら手をつける気になれませんでした。

海外の VPS サービス

さて、海外の VPS サービスですが、ネットを検索して良さそうだなと思ったのが、次の二つです。それぞれ米国でサービスを提供しています。

どちらも、月額 20 ドルぐらいから利用することが出来ます。月額 2,500 円以内で探していたので、ドンピシャでした。しかもこの頃はとても円高が進んで 1 ドル 100 円を切っているという状況です(2008年11月現在)。

VPS とはちょっと違うかもしれませんが Amazon が提供している EC2 も使ってみたいところです。しかし、値段的に月額 8,000 円近くかかりそうなので今回は断念しました。

ディストリビューションの選択肢

値段で折り合いが付いたので、気になるサービス内容をチェックしたところ。どちらも VPS のディストリビューション選択の幅が広いのです。国内業者では見ることの無い選択の幅に感激してしまいました。

国内業者だと Redhat か CentOS、たまに FreeBSD ってとこでしょうか。Debian や Ubuntu や Gentoo を使いたいと思っても専用サーバーで時々見かけるぐらいで、VPS ではほとんどみません。それが、これらの業者では、

なんてのから選び放題です。最近、ノートパソコンを Ubuntu に移行した私としてはうれしい選択肢でした。

とはいうものの選択肢に BSD 系が全然ないのが寂しいところではあります。それに Solaris で ZFS 使ってみたいような気持も無いわけではありませんが、これはいずれ Amazon EC2 で試してみることとします。

再インストール自由自在

CentOS でやり始めたけどやっぱり、別のディストリビューションにしてみたいな。なんて時は、利用するディストリビューションを選んで再インストールすることができます。なんと再契約する必要がありません。

サービス開始時に申し込んだディストリビューションに縛られることがなく、最初からやり直すことができるのです。

再インストール可能なので、長く使い続けることが出来そうだと思いませんか?

コンソールアクセス提供

しかも、嬉しいのが借りている VPS に対してコンソールアクセス出来るということです。iptables やら sshd やらの設定を変更してて、やってしまった!なんてヒヤっとした経験ありませんか?あるいは、インターフェースを停止させてしまい、アクセス不能に陥ったとか。もうこうなると後の祭りなんですね。サポートに連絡して、設定を戻してもらってまた作業し直して。。。

これが、コンソールポートにアクセス出来るとなると気が楽ですよね。「あーっつ!/etc/init.d/network stop してしまった!w」なんてことがあっても、コンソールポートからアクセスして /etc/init.d/network start すれば復旧しますから。これが、サポートチケットを発行して電話してとか、夜間や休日でサポート対応外でどうにもならないよどうしようとか、心配しなくてすみます。

コンソールポートへアクセス出来るのでなんとかなります。ものすごく助かります。

個人的には、この辺で借りる気まんまんになっていました。

とはいうものの、コンソール落としたらダメですよw

コンソールポートは Ajax で動くブラウザベースの「AJAX Console」っていうのと、SSH でアクセスする「Lish - the Linode Shell」っていうので接続できます。ブラウザベースの Ajax Console は、ブラウザで動作するシェルからコマンド入れてメンテナンス出来るんで便利ですよ。

Slicehost VS. Linode

さて、これら二つの業者に絞り込んだので VS です。どっちがどうなのか比較してみました。

まず、データセンターです。Linode は VPS をサービスしているデータセンターが一覧になっていて、ディストリビューションのインストール時に、どこのデータセンターで VPS を稼働させるのか選ぶことができます。

Linode データセンター2008年11月現在の選択肢

Linode のサイトでそれぞれのデータセンターの VPS 空き数が表示されています。国内からだと Fremont, CA, USA がカルフォルニアで近いようです。

気になる VPS のスペックですが、一番安いプランで比較すると(2008年11月現在)、

サービス名称

Memory

Storage

Bandwidth

値段

Slicehost - 256 slice

256MB

10GB

100GB

$20.00

Linode - Linode 360

360MB

12GB

200GB

$19.95

とまぁ、対抗意識バリバリで Linode の方がちょっと上です。

そして、管理画面のキャプチャーが公開されているのですが、なんとなく Linode の方が好みだったのです。

ということで、Linode を使ってみることにしました。

Linode 契約手続き へ続く...

Linode


Linode - 自由度が高い VPS サービス


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ボンノウドットコム Wiki: Linode を選ぶまで (最終更新日時 2009-06-05 13:04:09 更新者 JunKikuchi)

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